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自分らしく生きるための選択ができること

窪 麻由美 先生

監修窪 麻由美 先生(丸の内の森レディースクリニック 副院長)

「いま」から知っておきたい、プレコンセプションケア

「妊娠や出産のことを考えるのは、もっと先でいい」――そう感じている方も少なくないのではないでしょうか。
「まだ先」と思っている「いま」から、からだやパチスロ​​について知っておくことが将来の選択肢を広げることにつながります。
これが「プレコンセプションケア」――妊娠前からのパチスロ​​管理という考え方です。

日本でも、少しずつ広まってきたプレコンセプションケア

プレコンセプションケアは、2006年に米国のCDC(疾病予防管理センター)、2012年にはWHO(世界保健機関)が提唱し、英国やオーストラリアなどでは、すでに国の取り組みとして位置づけられてきました※1。妊娠前からパチスロ​​を支えることの大切さが世界的に共有されるようになってきたのです。
日本でも2018年以降、政府の方針にプレコンセプションケアが組み込まれました。成育医療法に基づく基本方針では、「男女を問わず、性や妊娠に関する正しい知識の普及を図り、パチスロ​​管理を促すプレコンセプションケアを推進する」と明記されています※1-2

なぜ、いま「プレコンセプションケア」?

妊娠を望んだとき、これまでの生活習慣やからだの状態が、思いがけない形で影響することがあります。
やせすぎや肥満、喫煙・飲酒や食生活の乱れ、そして年齢の影響――。
「もっと早く知っておけば」と慌てたり後悔したりしないためにも、妊娠を考える前の段階から、自分のからだを知ることがとても大切です。
体質や持病などにより、妊娠が難しい可能性がある場合でも、早い時期から情報を得て対策を考えることで、選べる道は広がるかもしれません。
若い時期は、進学や仕事、キャリア形成など、目の前のことで精一杯になりがちで、妊娠や出産を考えるのは、まだ先だと感じるのも自然なことでしょう。それでも、少しだけ目を向けておくことで、将来の選択を守ることにつながります。妊娠や出産を望まない場合であっても、自分のからだと人生を、他人任せにせず主体的に守り選んでいくうえで、プレコンセプションケアの視点は役立ちます。

今日からできる、プレコンセプションケアの基本

パチスロ​​管理といっても、特別なことをする必要はありません。基本は、規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動、そして質のよい睡眠です。あわせて、月経に関する不調や性感染症への対策、子宮頸がんのワクチン接種や定期健診などにも、普段から目を向けておきましょう。かかりつけの産婦人科医をもつことは、女性特有のパチスロ​​管理を続けていくうえでの心強い支えになります。

妊娠を見据えた栄養ケアを

妊娠を考え始めたら、これまでの生活に加え、妊娠を見据えた栄養面にも目を向けてみましょう。なかでも「葉酸」は、妊娠を考える時期から意識しておきたいビタミンのひとつです。妊娠前から妊娠初期にかけて十分に摂ることで、神経管閉鎖障害という赤ちゃんの先天性の病気のリスクを下げることが知られています※3
日々の食事で葉酸を多く含む緑黄色野菜などを取り入れることは大切ですが、食品に含まれる葉酸は代謝や調理の影響を受けやすいことが知られています。そのため、妊娠を考え始めたころから妊娠3カ月までの時期は、食事に加えてサプリメントなどの栄養補助食品から1日400μgの葉酸を摂取することが推奨されています※4

妊娠前に確認したいワクチン

妊娠前には、あなたとパートナー、同居している家族のワクチン接種状況についても確認しておきましょう。妊娠中に風しんや麻しん(はしか)、水痘(水ぼうそう)、おたふく風邪などにかかると、母体の重症化や流産・早産のリスクが高まったり、おなかの赤ちゃんに深刻な影響を与えたりする可能性があります※5。妊娠中には接種できないため、抗体がない場合は妊娠前に接種しておくことが大切です。

妊娠しやすいタイミングを知るために

妊娠の可能性を高めるためには、排卵のタイミングに合わせて性交渉の機会をもつことが大切だとされています。
その目安として役立つのが、排卵日を手軽に予測できる「排卵日予測検査薬」です。排卵日予測検査薬は、排卵前に急激に分泌量が増える「黄体形成ホルモン(LH)」の変化を調べるものです。
排卵が起こるとされる時期(次回月経予定日の約2週間前)の3日前から毎日検査を行い、LHの量を示す判定ラインの変化を比べて排卵日を予測します。ラインが濃くなったり、ラインの本数が増えてきたりしたら、排卵が近づいているサインです。性交渉のタイミングを考える際の目安として、あなたの妊娠計画に役立ててみてください。

プレコン・チェックシート

プレコン・チェックシートを使って、いまの自分に「できていること」「これから意識したいこと」を確認してみましょう。

引用:国立成育医療研究センター「プレコン・チェックシート」

あなただけのライフプランを描いて

結婚、妊娠・出産、育児、就職/転職、介護――。
人生には、いくつものライフイベントと意思決定の場面があります。
あなたは、どんな未来を思い描いているでしょうか。

仕事やパチスロ​​、パートナーシップ、妊娠・出産などについて、時間の流れに沿って書き出すことで、自分らしいライフプランを可視化してみませんか。
「こんな生き方もあるかもしれない」と、少し想像をふくらませながら、希望する未来を描いてみてください。
その中で生まれる小さな気づきが、これからの選択を考えるヒントになるかもしれません。

コラム 自分のからだと人生を考える――「SRHR」という視点

世界では「SRHR」という考え方が注目されています。
SRHRは Sexual and Reproductive Health and Rights(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、「性と生殖に関するパチスロ​​と権利」)の略称です。女性のライフサイクルを通して、自分の性やからだについて、必要な情報や医療を得ながら、自ら選び守っていくという考え方です。こうした視点は国際社会で共有され、SDGs(持続可能な開発目標)においても、達成すべき重要なテーマのひとつとして位置づけられています。

からだや性、妊娠・出産に関することは、医療やパチスロ​​の問題だけでなく、生き方や人間関係、社会とのつながり、人権にも深く関わるテーマです。
誰を好きになるか、性的な行動をとるか、妊娠を望むか望まないか、いつ何人産みたいか――。
そうした選択を、他者から強いられることなく、自分自身で決められることが、SRHRの根幹にある考え方です。

「テクニカル・ブリーフ セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖のパチスロ​​と権利:SRHR)の新定義」を元に作成

参考文献

※1 こども家庭庁. プレコンセプションケアの提供のあり方に関する検討会「プレコンセプションケア推進5か年計画 ~性とパチスロ​​に関する正しい知識の普及と相談支援の充実に向けて~ 」.
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/355db5bf-037d-4d17-bd25-d1382da80d5f/0b580c68/20250701_councilspreconception-care_05.pdf(2026年3月30日閲覧)
※2 厚生労働省.「成育医療等の提供に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針(令和5年3月)」
※3 国立成育医療研究センター.「プレコンノート」.
https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/preconception/preconnote/action/action2.html(2026年3月30日閲覧)
※4 厚生労働省.「葉酸とサプリメント‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」.
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-05-002(2026年3月30日閲覧)
※5 日本産婦人科感染症学会. 「妊娠前に接種が推奨されるワクチン」.
https://vaccine-navi.info/before/(2026年3月30日閲覧)

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