日本で最も多い原因は、約7割*をしめるスギ花粉です。地域差はありますが 2月頃から飛散し始め、約2カ月間続きます。花粉は晴れた日に多く飛散し、1日の中では正午前後と日没直後に飛散量が多くなります。しかし、近年飛散量が増えているヒノキ科の花粉がスギ花粉より1カ月から1カ月半遅れて飛散するので、症状が長引く場合はヒノキ花粉症を併発している可能性があります。
* 一般社団法人日本アレルギー学会・厚生労働省「アレルギーポータル(https://allergyportal.jp/provision/allergic-rhinitis/)」より(閲覧日:2024年3月1日)
カバノキ科の花粉
北海道にスギは少ないので、スギ花粉症はほとんどありませんが、3月から6月にかけてシラカバやハンノキなどのカバノキ科の花粉が飛散し花粉症を引き起こします。近畿地方ではカバノキ科のヤシャブシが多く植林され、ヤシャブシ花粉症が問題になっています。花粉は1月から4月にかけて飛散します。
イネ科の植物の花粉
花粉症の原因となるイネ科の植物の代表はカモガヤです。全国いたるところの道端、空き地、土手、河川敷など身近な場所に繁殖し、主に5月から10月に花粉を飛ばします。
ブタクサなどの雑草の花粉
第二次世界大戦後、アメリカから大量に入ってきたブタクサは花粉症の原因としてよく知られていますが、空き地の減少や積極的な刈り取りにより少なくなっています。飛散時期は8月から10月。ヨモギによる花粉症もブタクサと同じくらいみられ、シーズンはブタクサより半月程度遅れます。